教育現場のデザインマネジメント 岩倉信弥著 (実業之日本社)
読み終わりました。
岩倉先生と言えば、ホンダシビック。
先生が退官なさった年が、息子の卒業の年なので、
こんなふうに学生生活を送ったのだなと思いながら読みました。
が、
それ以上にたいへん勉強になりました!
どんな仕事にも全身全霊で当たれば、
創意と工夫はおのずと生まれてくるものなのですね。
それが生まれないのは、気持ちと行動が足りないから・・・。
特に、以下の記述には、公私ともに励まされました。
”ものづくりとは「お母さんのおにぎり」である。”
( ゚∀゚)!!!
先生によれば、
お母さんは、我が子にちょうどよいおにぎりを、心を込めて作る。
子どもはお母さんのおにぎりに絶対の信頼を置いている。
たまにその中身がウィンナーだったりする。
嬉しくなって友達に自慢する。
それがクチコミのはじまりだ、と。
そして、
”相手のことを想い、「こうしたい、こうしてあげたい」と想うことができれば、
だれでもデザイナーなのである。”
先生の言葉はどれもわかりやすく、
優しさに包まれています。
どんな読者が読んでもよくわかる言葉で書いてくださる先生の心遣いに
さらに感激しました。
これから就職する学生さんにも、
大学で勉強中の学生さんにもオススメです。
勉強できることへの感謝の気持ちがよみがえってくると思います。
これだけ熱心に若者を育ててくださる先生方に、
あらためて感謝の気持ちでいっぱいになりました。
もうひとつ、
「命のカレンダー」の著者である
松永先生にも感謝です。
ブログで絵本をご紹介いただいてます。ありがとうございます!
先生の診察室で、患者さんに笑顔がこぼれるお手伝いができれば幸いです。
先生のブログは歯に衣着せぬ潔い内容が多いのですが、
特に
こちらの記事はドキッ!としました。
たしかに、沖縄の基地問題を対岸の火事くらいにしか見ていなかったなと反省しました。
沖縄の人たちの苦しみを、こんどは本土が引き受けるのは難しいのかなあ・・・。