震災から3年が経過しました。
「忘れてはいけない」の声があちこちから聞こえます。
私も微力ですがいくつかの支援に参加してきました。
そのうちの一つをあらためてご紹介します。
「復興への種まきプロジェクト」〜壁紙ダウンロードで被災地を支援しよう〜
任意の金額(100円以上)で壁紙をダウンロードしていただくことで、復興支援につながります。
今、期間限定で
参加メンバーからのメッセージが流れています。
ご覧いただけたら嬉しいです。
いくつかの支援活動に参加しているうちに、
自分の中には支援についての自分なりの「基準」のようなものがあることに気付きました。
それは、
「”絵の力でみんなを励ましたい”と思わないこと」
です。
絵を描いているくせにおかしなことを言うと思われるかもしれませんが、
何よりの理由は、自分の作品にそこまでの力はないと思っているからです。
いえいえ、そんなことありませんよと言ってくださる方もいらっしゃるでしょう。
でも、作品に対する好みは人それぞれ。
ルノアールが好きな人もいれば、
デュシャンが好きな人もいる。
それは私自身が実感していることです。
ですので、
もしも私の作品を気に入って、お金を出してまで購入しようと思ってくださる方がいるならば、
そのご好意を支援にしようと思ったのです。
そのためには、私自身が少しでもいい絵を描かなければいけないし、
そうすることで自分も「絵描き」としてのレベルを上げることができます。
支援というのは究極のところ、「誰かの力になれる喜び」だと思うんです。
つまり、実は自分のために行っていることでもあるんです。
なので、
これからもそのことを忘れずに謙虚でいたいと思っています。