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10月2日(日)、訪問2日目。
朝、フィンドレー大学が所有する農場に連れていってもらいました。 獣医学科の実習のためにたくさんの動物のお世話をしています。羊、馬、牛、ブタ、ラマなど、たくさんのかわい子ちゃん。赤ちゃんもいっぱい!乗馬の競技大会も見せていただいたりして、写真だけ見ると「一体何しに行ったの?」という感じでスミマセン。(馬をなでているのが美術館の艦長のMr.Benjamin E.Sapp) 楽しいです! お昼は「Scrambler Marie's」と言う卵料理の専門店で。 人気店のようで待つことおよそ30分。大勢の人でごった返していますが小さな街なのでお客は皆さん知り合いばかり、といった様子です。お料理はボリュームいっぱい!美味しいオムレツをいただきました。 そしていよいよ美術館へ。 7つのテーマの展示ができるスペースを持つたいへん見応えのある美術館です。 収蔵作家も凄い顔ぶれです。 「はらぺこあおむし」のエリック・カール、「ゆきのひ」のエズラ・ジャック・キーツ(この2作家は30年前の美術館スタート時の4枚のうちの2枚だそうです)、「ひとまねこざる」のH・A・レイ、「三びきのやぎのがらがらどん」のマーシャ・ブラウン、「がまくんとかえるくん」のアーノルド・ローベルから今まさにNYタイムズなどでも活躍中のジリアン・タマキ、ディズニーのセル画まで! ※詳しくはこちら これだけたくさんの作家の原画を集めた美術館は「おそらく世界一」と言われるのも頷けます。 『とりのうた』原画 『おじいちゃんちのたうえ』原画 寄贈した3枚のうち2枚を展示してくださっていました。 我が子(原画)を前につい涙ぐんでしまい、館長のBen、キュレーターのKerryにハグしていただくという、ちょっとおセンチな時を過ごしました。 私が訪問する前からたくさんの準備をしてくれている日本人留学生の皆さんにも会いました。午前中、農場まで同行したT君は、なんと、ご実家がわが家のご近所さんであることが判明。フィンドレーまで来なければおそらく一生会えなかったご近所さん。不思議なご縁です。 そして、お昼からがメインイベントの「Funday Sunday」 現地の子どもたちが難しい折り鶴を一生懸命折ってくれて、出来上がった時の本当に嬉しそうな顔がなんと可愛らしいこと! あまりに嬉しそうなので、平和公園に持っていくつもりで折っていただいた鶴をほとんど子どもたちにあげてしまい「どうしたものか・・・」と思案していたところ、なんと学生の皆さんとミュージアムのスタッフがすでに千羽鶴を折ってくれていました。これは素晴らしいサプライズで感激してしまいました!本当に本当にありがとうございます。 フィンドレーにお住まいの日本人のご家族もたくさんお越しいただいて(広島のモルテンやホンダの支社がフィンドレーにあります)広島弁で書かれた「おじいちゃんちのたうえ」を喜んでくださって、私もとても嬉しかったです。 館長のBen(Benjamin)が「世界中の絵本の原画が集うこの場所をきっかけに、子どもたちが世界中に友達を作って、やがて戦争のない世の中になるように祈っている」と話してくれました。広島の心と繋がった嬉しい瞬間でした。 完成したDrawing ここを訪れたアーティストのDrawingが飾ってあります。 左はエド・エンバリーのもの! 私のDrawingもいずれ展示していただけるのかしら・・・ 「それはどうかな・・・」と街中の消火栓がつぶやいたかどうかは不明。 (続く!)
by momomisako
| 2016-12-30 10:01
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