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ご報告がすっかり遅くなってしまいましたが、
6月25日(土)に宮城県東松島市の大曲保育所でワークショップを行いました。 東松島は2011年の夏、震災のあとに野蒜保育所をはじめいくつかの保育所の先生方を取材したとき以来の訪問です。 そのときの取材でできた本が『語りつぎお話絵本3月11日』シリーズの中の「 (2) にげろ! 津波だ!」です。 今みんなどんなふうに暮らしているのか、何もなく草が伸び放題だった広い土地はどうなっているんだろうかと気にかけていましたが、当時取材に連れていってくださった編集プロダクションWILLの片岡さんにお声かけいただいて、図工の教員をしている妹にも応援を頼み、3人での訪問となりました。 大曲保育所も1階の腰の高さまで水に浸かりました。 隣りの公園に避難していましたが、あまりの寒さのために建物に入ったとたんに津波が襲ってきたそうです。 幸いこどもたちはみな無事でした。 あれから5年、津波を経験した子どもたちは小学生になっています。 みんな落ち着きをとりもどして暮らしているようですが、 当時2歳だった子どもたちの中には、不安を態度や言葉で発散する術を知らず、漠然とした不安の中で育ったせいか、何か落ち着きのなさが目立つ子が多いという話を別の複数の方から聞きました。 今、熊本で子どもたちの言動が荒れていて、どうするべきか大人も悩みを抱えているという話をうかがいます。 もしかしたら東北でのこの話がヒントになるかもしれないと思いました。 さて、当日は絵本「かたっぽさんどこですか?」を読ませていただいたあと、 (本当に子どもたちがお話をよく聞いていることに感心しました!) ビニール傘にカッティングシートを貼ったり、白いペン(POSCA)で絵を描くワークショップを、親子で楽しんでいただきました。 「カッティングシート」は被災地支援ということで、中川ケミカルさんの多大なる協賛をいただきました。 この場を借りて御礼申し上げます。 本当に扱いやすく美しいシートで、 ある年長組の女の子は窓際に傘を持っていきってこのシート(カッティングシート透明シリーズを8色使用)が光に透けることを楽しみながら作っていましたが、 「あ!見て見て! 黄色と緑を重ねたらきみどり色になったよ!」 と、次々に他の色どうしも重ねて楽しんでいました。 子どもって本当に科学者ですね! 先生方には「雨の日のお散歩に使える」と喜んでいただいて、とても個性豊かな傘の花がいっぱい咲いたのでした。 お昼に保育園でかわいらしい給食をごちそうになり、 私たちは第二の目的地、陸前小野駅にある「めんどくしぇ おのくん」のおのくんハウスへ。 うわあ! いるいる、おのくんがいっぱい! どれをうちの子にしようか、とっても迷っちゃう! おのくんハウスのお母さんと記念撮影。(真ん中はWILLの片岡さん) 5人ほどのお母さんたちでこれまで通算2000体くらいはおのくんを作っているそうです。 おのくんハウスは最後の仮設住宅の一室にあります。 来年夏には仮設が取り壊しなので、小野駅前に移転するんだとか。 仮設の向かい側には公営の復興住宅が並んでいました。 ひとり暮らしの方のための小さめの住宅や家族のための家、 似たようなたたずまいが並んでいるように見えますが、 それぞれの庭に植えられた草花や野菜からは確実に復興している様子が感じられ、なんだか嬉しくなりました。 「おのくん?よぐ知らねえなあ。オレはたかはしくんだどもよ」 「どこから来たの?え?広島かい!あれまぁものずきだねえ〜」 「こんどはオレの靴下で作ってやろっか?ホレ」 なんて、東北のおじちゃんおばちゃんのジョークは年季が入っている! さて、仙石線でコトコトと仙台まで戻り、はやめの夕食にはもちろん「牛タン」をいただいて、 東北新幹線で東京に戻りました。 8月7日は仙台の七夕祭り。みなさんぜひ機会があれば東北へお出かけください。
by momomisako
| 2016-07-16 22:17
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