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「こんなときってなんていう?」シリーズの新刊2冊が
7月20日発売予定です。 「ゆっくといっしょ ぼくひゃっか」0〜5さい 英語つき / ひかりのくに 「すっくといっしょ わたしひゃっか」0〜5さい 英語つき / ひかりのくに 今回は今までの絵本とはスタイルも内容もちょっとちがっていて、 ミニミニ百科辞典のようになっています。 男の子、女の子のだいすきなものを集めて1冊にしました。 5、6冊目のように、自由に好きなものを選んで想像をふくらませながら 親子で楽しんでいただけたらと思います。 モノの名前が文字と英語で書かれていますが、 私としては、小さいお子さんには、この絵本で文字や英語を教えたりするのではなく(絵本をおべんきょうに使うと、本がきらいな子になってしまうと言いますよね・・・)、絵だけで楽しんでいただけるようひとつひとつを一生懸命描かせていただいたつもりです。 なので、この絵本に文字が書いてあるのは、少し年齢が高くなって、文字に自然と興味を持ち出しているお子さんのため・・・英語は日本に住んでいる外国のお子さんや帰国子女のお子さんのため。そう解釈しています。(あくまで絵を描いた私の個人的な解釈ですが) 今までの絵本も、「あいさつを教えるしつけ絵本」と、とらえられる部分も確かにありますが、(それも大事だとは思っています) 右のページの「おはようございます」とか「いただきます」、 特に「だ〜いすき!」なんていう言葉は、 全くちがうことを言うお子さんがいるはずです。 それを楽しんでいただきたいのです。 絵本は何かに利用するのではなく、ただ単に楽しく読んでいただけたら作者としては幸せです。 ところで、私にはもう大きな子どもが二人います。 娘の方は、中学生のときにいわゆる「いじめ」も体験しました。 「あの時素直に気持ちが伝えられていたら、 (あるいは伝えてもらっていたら) こんなことにならなかったかも」 という思いをしたものです。 親へ、友達へ、「いやだよ」「うれしい」「かなしいよ」などの 気持ちを伝えることで、もっとわかりあえる人間関係へ。 そんな大きな願いを、こっそり奥の方に込めて絵を描いたシリーズでもあります。 自分の気持ちを口に出して言えるには、相手が「聞く耳」と「聞く心」を持った人であることが大事だと思うんです。 そのための一番身近なお手本が「親」ではないでしょうか。 特に低い年齢のお子さんを持つご家庭では、「こんな子に育ってほしい」という願いはたくさんあると思います。 でも、お子さんだって、「こんなおとうさん、おかあさんであってほしい」と思っているにちがいありませんよね。 私も子どもに夢を託しすぎて、ずいぶん辛い思いをさせたかなと今となっては反省することばかりです。 産まれてきたときは、それだけで十分だったのにね。 そして、長男が家を出てひとり暮らしをしている今、逆に「君がどこかで生きているだけで大満足」と思うようになりました。 なんだかとりとめのない文章になってしまってすみません。 絵本は世に出したときから「ひとりあるき」をはじめます。 いろんな方がいろんな解釈で、絵本を読みます。 ひとつの絵本にはいろんな解釈があって当然だと思うし、 「この本はこう読まれなければいけない」ということもないと思うのです。 (なので、私がここに書いたことは、みなさんが絵本を読む上で邪魔なことかもしれませんが・・・。) 作者側としては読者の方の反応で一喜一憂したりしますが、 みなさんの声は次の本作りに活かして、また創作への戦い(?)の日々があるのみです。 どうかこの絵本が親子の幸せな時間作りに一役買いますようにと願って、 また、そういう絵本が作れるようにこれからもがんばり続けたいと思います。
by momomisako
| 2007-07-09 12:55
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