スケッチをもとに秋の野山の草花を絵の中に描いています。
エンピツだけのスケッチの場合、茎や実の色の記憶があいまいになります。
そのたびに、調べながら描いています。
今描いている絵本の絵は、
イラスト制作でありながら、学生の頃に日本画の画面に向かっていた頃の心情に非常に近い状態で描いています。
ちいさな植物や落ち葉のひとつひとつにもちゃんと命があって、
画面の中で絵になったと同時にそこで永遠のものになる、そんな感覚です。
なので、遅々として進みません。泣
が、このペースは守りたい。守るめには時間をなるべく無駄にしない。
そんなふうにガンコに描いています。
最近特に単発のお仕事のご依頼をお受けするのが難しく、ご迷惑をおかけしています。
絵本が仕事の中心になり、想像していた以上に他のお仕事が入れられなくなりました。
今後もますます、そうなっていくと思われます。
非常に心苦しいのですが・・・。
そんな状況です。